2015.08.02_北アルプス(上高地ー涸沢ー北穂高岳ー奥穂高岳ー前穂高岳ー岳沢ー上高地)2日目

2日目の予定は、4:00起床、6:00出発。
北穂高岳経由の穂高岳山荘までの行程。

朝日に輝くや山並みはとてもきれいなんですが、あそこに行く!となると朝からげっそりです。
しかし、昨日早く寝たおかげでスッキリと目覚めました。夜中に頭痛で目覚めることがありましたが、やはり昨日は身体にとてもきつかったようです。それと、ちょっと脱水状態になったようです。全行程で1.5Lも飲まなかったのです!私にしてはかなり少ないと思ったので、今日は水分補給に気をつけようと。この日差しとこの行程なら、3Lは必要かなと。
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6:20涸沢小屋を出発。
4:00過ぎに起きた時には、ヘッドランプを着けて登っている人がすでにいました!どこまでいくのやら。しかし、お昼までに行程を終わらせるのが正しいと思いました。とにかく、日差しがきついので、暑くなる前に到着することがいかに大切かを知らされました。


げっそりするような登りです。


落石を起こなさないように、しっかりと足場を見て、それにしても息がすぐに上がります。やはり高所ということで空気が薄くなってくるのでしょうね。


富士山が見えてきました。素晴らしい眺めを堪能する余裕がありません。写真を撮るので精一杯です。


南稜への最後の鎖場です。下りてくる人を待ちます。


今日泊まる穂高岳山荘が見えてきました。が、そちらに行く前に反対側の北穂高岳に行くのです!


北穂高岳が見えてきました。近いぞ!と言われても実感が湧かない。私的には、まだまだだ!


分岐点にやっと来て、やっともう少しだと思いました。それぐらい、ボロボロなんです!


北穂高岳山頂からの眺めです。パノラマ撮影でも入りきれません!とにかくスケールの大きさが違います。
槍ヶ岳から笹ヶ岳方面の眺めです。
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今度は、槍ヶ岳を真ん中にして。
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山頂で記念写真を撮ってもらいました。


キレット方面から登ってくるクライマーがいます。いやいや、凄いところがルートなんですね。
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北穂高岳小屋のテラスからの眺め。こちらもスケールが大きすぎて、なんか感覚がおかしくなります。
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北穂高小屋です。凄い場所に建っていますね。こう見ると分かりませんが、頂の横にへばりつくようにあります。


小屋の売店。ここでビールなどを売っています。可愛らしい店員さんでした!
ここで、1.5Lの水を購入。ここまででほほ1.5Lの水を消費しました。多いと思われますが、私にとってはこの状況であれば、いいかなと。
すると、小屋の左の斜面から登ってきた方が!バリエーションルートで来たようですが、いやいや凄いですね。それも女性でした!
ちなみに、私たちが来る前に、涸沢に行く途中の左側に見えて屏風岩で滑落があり宙づりになり、ヘリコプターで救助されたとか。
事故は、日常的に起きているのですね。


さあ、これから、穂高岳山荘までのルートが危険な場所とのこと。ゆっくりでいいから、気をつけて歩くように言われました。


先が長いこと!
雄大な景色だなあと思ったのは、帰ってきてから写真を見てから!
そのときは、「もう歩くのやだ!」とずっと思っていました。


クライミングの要素満載です。それにしても一歩間違えば滑落!そして死です。
と思いながらも、ほとんど怖さはなく、三点支持で苦にならずスムーズに進みました。
ただ、アップダウンがあって、それがとにかく体力を消耗させられました。


結構なところ、登ってきているでしょう!でも、しっかりと掴むところもあり、足場もしっかりしているので、怖さはなかったですね。写真で見ると「すげ〜!」とは思いますね。

さて、北穂高岳と穂高岳山荘の間のルートを韓国の方三人組(ご夫婦と娘さんかな。男の方は、かなり山登りされている感じでしたが、女性二人は危なっかしい感じでした。)とほぼ一緒に行動していました。かなり軽装なので、涸沢から周回するのかなと思いました。それにしても韓国語での会話って、申し訳ありませんが耳障りでした。言語を聞き慣れないことが原因だとは思います。その点に関しては、言語の違いですから、指摘することではないと思いますが、行動面で、落石を起こしたり、危なっかしい登り方をしていてヒヤヒヤものでした。男の人は大丈夫でも、女性二人がかなり心配でした。とにかく、韓国の登山のスタイルなのでしょうか?不思議です。実は、この先もっと不思議なことに出会ってしまったのです。そのことについてはのちほど。


涸沢岳の手前のピークにて記念写真。
山頂表示があるところは、混雑していてパス。


涸沢岳は、写真のみ。

北穂高岳方面を振り返ると、それにしても凄いところを通ってきたなあと感心してしまいます。


穂高岳山荘が見えてきました。で、ここからが私にとって一番気を使ったところでした!ざれていて、とにかく滑りやすい!こういった下りが一番苦手なのです。


今日のテン場です。まずは場所を確保してから、のんびり過ごすことに。
まだ、日差しが当たって暑いので、まずは小屋の中で乾杯!ウダウダしていると、あの韓国の方三人組も到着。大休憩をしていました。
テン場は、段々畑のようになっていて、狭いですが平で快適です。


午後2時ぐらいから、別の韓国の方がバラバラと到着してきました。2〜3人のグループごとに別れていました。ですが、皆さん一つの団体ようで、みんなで迎え入れていました。そんなことが延々と続いていると、午後4時過ぎになってから、何とあの三人組の韓国の方が涸沢に下りていきました!この時間に!

16時を過ぎると、涸沢も陰ってきます。
そろそろ夕食の準備をして、今日も早めに寝ることにしましょう。


これが、穂高岳山荘。何とのデカい山小屋です。今日は、一部1枚の布団に二人だったようです。

夕食食べようとした頃より、西の方から雷鳴が!こちらに雨雲が流れてくる可能性があるので、荷物は一つにまとめておき、いざという時は小屋に逃げることにしました。(結局は、雨雲は来ませんでした。一瞬、パラッと降っただけでした。よかった〜!)

それにしても日が暮れても韓国の方々は、小屋前の広場で騒いでいました。疲れからすぐに寝てしまいましたが、時々光るし、うるさいので、起きてしまいました。時刻は8:30。すると、ヘッドランプをつけて3〜4人の韓国の方が到着していました!何なんだ!日中騒いでいた人が迎い入れていました。これって、団体ツアーなの?どういうシステムなのか、さっぱり分かりません。

光の方は、松本方面の稲光でした!花火のように光っていました!これはこれで凄かったです。

ということで、起きてしまったので、その後うまく寝付けず、しっかりと寝ることができませんでした。あ〜あ。


それでは、3日目と続きます。

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