2015.04.12 春山講習会

今日は、県連主催の春山講習会。
以下、県連のHPより引用。
訓練内容は、基礎編としてピッケルの持ち方から始まり、直登・斜登・トラバース・直下降・斜下降・キックステップ・アイゼンを使った歩行。滑落停止訓練では堅質雪面と軟室雪面の場合の制動訓練を行い、ロープワークでは富士山登頂も念頭に入れての基礎から中級程度の訓練メニューを取り入れ、ピッケルスタンディング・ピッケルグリップビレー・2人組での交互登高と下降を行いました。

ほんとうであれば、もっとカチコチの状態を想像していましたが、明らかに季節が一ヶ月先を行っているような状況でした。ですので、予想以上にザクザクの雪の中での講習会になってしまいました。

本日の参加者29名!例年になく多いとのことです。たぶん、秋に富士山を!という声掛けが効いたようです。
自己紹介をして簡単な準備体操をして出発。


それにしてもいい天気です。当初予定は、北月山の山行に参加するつもりだったのですが、いろいろとしがらみが出てきて、参加することになってしまいました!
それなりに勉強にはなったので、よかったとは思いますが、北月山もよかったと聞くと気持ちは複雑です。


講習会会場の斜面が見えてきました。何と!昨シーズン、ステップソウルで遊んだ斜面でした!いや〜、滑りたかったなあ。


ピッケルの持ち方から始まり、直登、斜登を行っていきます。雪がザクザクなので、ピッケルがズボッと全部もぐってしまい大変でした。


皆さん反復練習です。それにしても暑い!


いい斜面ですよね。滑降するのに!


ピッケルを使っての滑落制動訓練。
これが思うように行かないケースも。自分の胸元辺りでピッケルを刺すのですが、雪の抵抗により腕が伸びてしまい、頭辺りで制動を書ける場面がしばしば。特に女性の方は大変だったみたいです。腕が伸びてしまうのと、刺しているポイントに力をかけることができないので、制動に時間がかかります。


救助活動における支点工作。ピッケルを使って支点を作ります。確保しながら登っている時に滑落した場合の練習です。
この支点作りもコツがあります。埋め方、踏みつけ方、ロープを通すためにカラビナの接続の仕方等。


立った状態での滑落停止操作。大切なのは「急」のつくことはしない!
いきなりとめると、一気に力が加わるので、支点が壊れます。今回の講習会でも支点がとび、一緒に滑落していきました!

一気にテンションがかからないように滑らせながら、ゆっくりと止めることが大切です。
しかし、いざとなってできるかな?でも、知らないよりは、対応力はあると勝手に思っています。

それでは、また。

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